オフィスに業務用エアコンを導入するに当たって、最初に行う作業が比較検討です。需要の増加に伴って空調設備の専門業者は増えていますが、取付費用はそれぞれ違います。費用に明確な基準がなく、業界全体の相場を基に各事業者が自由に決められる仕組みになっていることが理由です。同じ作業内容でも、複数の会社から見積もりを取ったら数万円以上の差が出たというケースは珍しくありません。
面倒だからという理由で一つの所で決めてしまうと、損をすることもあります。最低でも3社程度に見積もりの依頼を出して、導入コスト、アフターサポートなどから総合的に判断をするのが業者選びの基本です。業務用エアコンの取付業者の1年は、依頼が集中する繁忙期、スケジュールに余裕が出る閑散期と2つのシーズンに分かれます。繁忙期はスケジュールの調整が難しいなどの理由で、取付工事費が通常より高くなりがちです。
逆に閑散期は、費用を安くしてでも依頼を取りたいという状況なので、値引き交渉を受けやすいと言われています。導入時期にこだわりがないのであれば、閑散期に依頼が狙い目です。業務用エアコンは、天井から吊る、埋め込むなどいくつかのタイプにわかれています。埋め込みタイプは室内の景観をスッキリさせられる反面、大掛かりな工事が必要で金額も高めです。
天吊りタイプは簡単な工事で済むので比較的安く抑えられます。送風方向など性能も若干違うので、特徴を理解した上で適したタイプを選ぶことが費用を抑えるコツです。業務用エアコンの取付のことならこちら